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SDエイバルは勝利の道を歩み続ける

ロス・アルメーロスは数字的に1部残留を確保し、史上最多得点数を更新

戦い続けることを止めないSDエイバルは、本日4月6日UDラス・パルマス相手に手にした勝利で既に数字の上ではもう1年プリメーラ・ディビション(スペイン1部リーグ)残留を確保した。

この勝利で、エイバルは残り8試合で8位のポジションを維持すると同時に、プリメーラ史上最多得点数を達成した。

お互いにポゼッションを譲らない状況とカナリア諸島を拠点に置くチームのプレスが続く最中、エイバルは13分に先制点を挙げたことによって大きな自信を手にした。

この先制弾は、メンディリバル監督が率いるチームにとってレギュラーの不在は問題ではないということを証明した。ここ数試合でスタメンの座を失ったアントニオ・ルナは、リーガ第8節から先発出場していなかったベベに絶妙なロングパスを送り、同選手は持ち前のスピードで相手DFを抜き去ってから的確なグラウンダーシュートでネットを揺らした。

続いて試合中果敢に攻め続けたベベが22分、2点目に貢献。ポルトガル人FWのパスにアイタミが触れたボールにキケ・ガルシアが合わせたものの、この手のプレーでは審判はフォワードに得点を与えるのがセオリーだが、今回はオウンゴールとみなされた。

ロス・アルメーロスは両サイドから自由に攻め、大量のクロスを上げるなどして試合はほぼ下り坂となっていた。

後半、ラス・パルマスは前半よりいささか強い勢いで試合にのめり込んだが、リバハもロケ・メサも的確なポジショニングで構えていたジョエルのゴールを打ち抜くことが出来なかった。

そんな中61分、キケ・セティエン監督が率いるチームはマウリシオ・レモスが蹴ったスーパーフリーキックのお陰で点差を縮められた。

2-1となった得点は一瞬エイバルに迷いを生じさせるかと思わせた。しかし、その5分後にキケ・ガルシアがペナルティエリア内でユニフォームを引っ張られた瞬間を副審は見逃さず、PKと判定された決定機をアドリアン・ゴンサレスが今シーズンの7点目として決めた。

以降ラス・パルマスは二度とゴールチャンスを作ることが出来ず、最後まで攻め続けたのはエイバルとなった。特にカパとペドロ・レオンが右サイドからの攻撃を止めず、二人共今季の13勝目を楽しめたイプルア球場の盛大な拍手喝采を浴びた。

1部リーグ残留を確保した上で上位10チーム圏内に居座ったエイバルは、現時点で位置している8位から降りないという目標を目指してリーガ残り8試合に臨む。