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強豪ソシエダとのバスクダービーはドローで決着(1-1)

ラ・リーガ150試合目の乾は後半スタートから出場。同点弾の起点に。

 ラ・リーガ第13節、エイバルはアウェイでラ・リーガ2位と好調のレアル・ソシエダと対戦。先制されたものの、セルジ・エンリクの同点弾で貴重な勝ち点1を手にした。

  バスクダービーの中でも同じギプスコア県同士の対決となったこの一戦。武藤は6試合連続の先発出場。乾はベンチからのスタートとなった。

  前半スタートからホームチーム相手に圧力をかけていくエイバル。しかし19分、ソシエダのバレネチェアにバイタルエリアから強烈なボレーシュートを打たれ先制を許す。3試合連続で無失点だったゴールキーパーのドミトロヴィッチだったが、バー直撃の無回転ショットを止めることはできなかった。

 1点ビハインドで迎えた後半、武藤はセルジ・エンリクと交代。同時に乾がコレアと代わりピッチに入った。

  すると64分、ブライアン・ヒルが得意のドリブルで2人を抜き去り左サイドからクロスを上げると、ファーサイドで待ち構えていたのは乾。中にダイレクトで折り返したボールは相手に当たってコースが変わり、素早く反応したのはセルジ・エンリク。泥臭くボールを押し込み、ゲームを振り出しに戻す。

 メンディリバル監督の采配が当たり、見事同点弾を演出した途中出場の乾とセルジ・エンリク。セルジ・エンリクは今シーズン初ゴール。実に約1年ぶりの得点となった。

  一方のソシエダは80分。途中出場のシルバのフリーキックが起点となり、スベルディアがネットを揺らす。しかしVARの判定によりスベルディアの位置がオフサイドとなりゴールは無効に。

 首の皮一枚繋がったエイバル。その後乾のクロスからセルジ・エンリクが再びシュートを放つシーンもあったが試合は1-1で終了。

  勝ち点3を得る事はできなかったエイバルだが強豪ソシエダ相手にドローと健闘。これにより5試合連続負けなしとなった。