メンディリバル監督：「我々はメンタリティを改善しなければなりません」

　メンディリバル監督は、アトレティコ(21日　早朝5:30)との試合前の記者会見で「我々はメンタリティを向上させる必要がある」と宣言した。

　エイバルの指揮官は、カップ戦の敗退がリーグ戦に影響を与えないことを望んでいるが、「カップ戦で敗れたのは物事がうまくいかず、改善しなければならない課題があるからだと考えなければなりません。我々は自分たちがより良いチームだと思い込んではいけません。少ない運動量で勝てるわけではないのですから。」

　今節、エイバルは首位のアトレティコに挑む。 「リーグの前半が終了しますが、その中で失点が少ないチームと戦うのは困難です。(アトレティコはリーグ最少の6失点)一般的にみると、常に守備の堅い彼らがリーグで勝つのが“当然”です。我々はいつも彼らについて“スモールクラブの戦い方を知る偉大なチーム”だと評価してきました。」

　メンディリバル監督は、ポジティブな結果を得るためにチームが何を改善しなければならないかを知っている。 「敵陣でボールを失うと、彼らは一気にカウンターを仕掛けるでしょう。私たちが苦手にしているポイントです。今は、敵のゴール付近で守備をするのは可能ではありません。」

　また彼によると、アトレティコは時間とともに進化してきたとのこと。 「彼らはシステムを大きく変化させます。直近の3試合で、攻撃的にディフェンダーを2枚に設置することもあれば、守備時にはディフェンダーを4枚または6枚で対応していました。そしてゴール前には、非常に集中しているゴールキーパー(オブラク：スロベニア代表)がいます。」

　「アトレティコはボールキープが優先ではありません。勝利にプライオリティを置いています。その為には様々な方法がありますが、彼らはボール保持率が低い状況で勝利することに特化しています。」

　最後に、新加入のアレイクス・ガルシアについても述べた。 「彼は23歳の若い選手です。すぐにブレイクするでしょう。彼には良い選手になるための条件があると我々は信じています。5ヶ月後に契約を更新することもできます。この契約盲目的な賭けではありません。しかし、彼も今回の移籍チャンスを逃していたら、1部リーグでのプレーは遠のいていたかもしれませんね。」

　「(移籍市場について)この冬の市場では簡単なことは何もありません。そして、今のクラブ状況を考えると大きな変化はないと思います。しかし、我々は常に何かが起こる事を頭に入れておく必要がありますね。」