メンディリバル監督「落ち着いて堅実なプレーをすべき」

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は、日曜日にサンティアゴ・ベルナベウで行われるレアル・マドリード戦に向けた記者会見で、「落ち着いて堅実なプレーをすべき」と、冷静に語った。

エイバル率いる指揮官は、マドリード遠征に向け19選手を招集。負傷中のジョエル、フラン・リコ、ペドロ・レオン、イバン・アレホ、イバン・ラミスは招集外となった。

「デポル戦に臨む週よりチームの調子は上がっている。ホームのイプルアで勝点1は少ないように思えるが、後になって順位を2つ、3つ上げるのに役立つということに気付くもの」

昨季は1‐1で貴重な引き分けを収めた舞台での試合になるが、「我々は昨シーズンと同じ状態ではない。相手はどうか知らないが、昨シーズンの試合結果は全く関係ない。同じようなしあないようになるのは難しい」と、慎重な姿勢を示した。

「今シーズン開幕戦まで、相手は絶好調で全試合に勝っていた。上位に居続け、素晴らしいプレーと連勝で絶頂期だった。今シーズンは、特にホームで勝ちきれず苦戦しているが、いつでもゴールを決められる可能性を秘めている。抑えるのが極めて困難なチーム。我々がボールを支配している間は怖がらずに、ボール保持者にパスコースを与え、相手が我々を追いかける時間を少しでも作れるかが鍵となる」

また、メンディリバル監督は、ここ最近批判の対象となっているFWカリム・ベンゼマは「世界トップレベルのFWの一人」と、賞賛した。「彼のチームメイトに誰とプレーしたいかと訊いてみたいね。絶対にほとんどのチームメイトは、ベンゼマを上位に入れると思うよ。彼がいるとチームも違う。彼の頭には、ゴールの事だけではなく、チームのためにどうプレーするべきかというのがある。自身でゴールも決め、攻守においてとても献身的なプレーを見せてくれる」と、語った。