昨シーズンよりも良いサッカーを

メンディリバル監督は、ラ・リーガ第1節RCセルタ戦（日本時間午後11時）に先立つ記者会見を行った。

 　彼は開幕戦について「最も重要なことは我々の中にある」と強調している。 「しっかりと我々のサッカーをすることができたら、セルタを苦しめる事はできるでしょう」と。

 　メンディリバル監督によれば、昨シーズンのエイバルは“彼がここに来て以来最悪だった”とのこと。 「昨季からの選手が私たちスタッフの要求している事を受け入れ、そして新加入選手がすぐに適応できるよう手助けしていきたい」と話している。

　「ポイントは最初または最後の試合。最初の5節と最後の5節でしょう。リーグは長いから、黒星スタートしても後から挽回できる可能性はあるでしょう。しかし、実際には勝ち点を積み上げてはいない。その状況でもセルフコントロールをし、毎週の試合に臨むのは理想的な形ではありません。」

　「良いシーズンになるだろうとは感じていますが、とても良いという訳ではありません。地に足のついた姿勢が大切です。これまで良いサッカーをして勝てない試合もあれば、ひどいサッカーで勝った試合もあります。もちろん悪いサッカーで負ける試合もありました。どんな状況も起こりうるのです。」

　プレシーズンについて、彼はこう語った「他チームより時間は少なく、試合数も多くはありませんでした。それでも我々は開幕に向けてしっかり準備できたと思っていますが、それは蓋を開けてみないとわかりません。全チーム同じ条件にいるので、言い訳はありません。」

　新加入選手のダミアン・カジョルとホセ・レシオについては、「トレーディングは順調にこなしています」と述べている。 「彼らはゲームをしたことがありませんが、我々にとってプラスとなる選手だと思います。」

　メンディリバル監督はセルタ戦に向けて、チームが“良いスタートを切り、選手の実現したいスタイルをピッチで表現すること”を期待している。

　「セルタはまだそれほど変わっていません。中盤と前線に良い選手を抱えるチームで、プレースタイルは把握しています。彼らは昨年非常に悪い時間を過ごしましたね。我々よりも良くない。彼らは昨シーズンから何かを改善または変更したいと考えているでしょうね。今回の試合も昨シーズン同様、接戦になると思います。」

　「いつスコアが動くかはわかりませんが、他よりオープンな試合になるでしょう。彼らのコンディションがよければ、私たちを苦しめるでしょうね。どちらが百戦錬磨のチームか見てみましょう。しかし結局、私たちは異なるチームです。“いかに自身のサッカーを実現できるか”が重要なのです。」