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メンディリバル監督「セビージャの守備は手強いです。」

第7節、対セビージャ(土曜日深夜25:30)試合前会見

 メンディリバル監督は、土曜日のセビージャの本拠地、サンチェス・ピスフアンで行われる試合の記者会見で、ライバルの堅守とサイドアタックを警戒しています。またエイバルは、ペドロ・ビガスとレシオを負傷で欠きますが、パペ・ディオプとエドゥ・エスポジトが怪我から復帰する予定です。

「セビージャは、守備、中盤、前線が非常にコンパクトなチームです。また右サイドのヘスス・ナバスを中心としたウイングアタックはとても強力。またスソとオカンポスのコンビにも警戒が必要です。彼らは良いサッカーをしますね。中盤でボールを遊ばせ、爆発的なサイド攻撃のタイミングを狙っています。中盤の組み立てはデ・ヨングまたはエン=ネシリのどちらか1人に任せているように見えて、実際はサイドの選手も組み立てに参加し、多くの選択肢を創り出しています。まだ多くのゴールを生み出してはいませんが。

 また彼は、セビージャが先週の火曜日のチャンピオンズリーグの試合からメンバーが大幅に入れ替わる事は無いと予想しています。 「彼らは多くの選手を揃えているチームです。しかし監督は通常、25人いる場合でも、1415人を戦力として計算します。セビージャの場合は1516人が主な戦力であり、チャンピオンズリーグ後もメンバーチェンジは多くはないでしょう。出場停止者、負傷者、またはコロナ感染者を確認する必要がありますね。」

 そんなセビージャに対抗するために、エイバルの指揮官は「エイバルのサッカーを貫くこと」を提唱しています。 「我々が自分達のサッカーを実現できない限り、苦しい試合展開になるでしょう。エイバルは敵陣でのボール奪取を目指さなければなりません。セビージャは時々リスキーなプレーをします。我々が彼らを怖がらせることができたならば、彼らもまた戦術を変更してくるでしょう。ライバルを知り、彼らが強力な選手を揃えている事を把握するのは大事ですが、何よりもエイバルのサッカーを貫くことが重要です。」

 そして、観客の不在による影響力を強調しています。 「近年、セビージャのファンは暖かく、チームのプラスになっていました。しかし今回観客の力に頼る事はできません。実際今シーズンは、アウェイでのゴール数の方がはるかに多いのです。」

 メンディリバル監督は、夏の移籍市場で新戦力を加えたことで、「11の局面でのフレッシュさ」と「ゴールの選択肢」が増えたと感じており、 「少しずつ、トレーニングや試合を通して新戦力が我々のサッカーに順応することを願っています。」と話しています。

 今シーズンは、セビージャからポソとヒルをレンタルで獲得しており、彼らにとって今週の土曜日は特別な試合になります。 「この試合は彼らの2試合目のゲームであり、セビージャとの最初のゲームです。まだエイバルに来て間もないですが、快適に過ごしています。大事な戦力です。彼らはこれまでとは異なる何かをチームに与えてくれるでしょう。そして私たちと彼らがセビリアでプレーすることが良いことを願っています。彼らは古巣に成長しいている姿をアピールしたいでしょうね。」

 彼は最後に、下部組織から招集したエニャウトとアティエンサについても言及しています。 「彼らはチームを助けてくれました。彼らは両方ともスーパーであり、ピッチに立つ方法を知っていて、チームと連携することができます。ただ若干、より多くのことをしようとしてボールに対する自信を欠いています。彼らは私よりも、チームメイトのことをよく知っています。非常によくトレーニングしていて、私が求めることを非常にうまく受け止めています。彼らの次の課題はもっとシンプルにボールを手放すことですね。」