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メンディリバル監督「8位で終わらなかったとしても、最高のシーズン」

8位定着の目標達成はエイバル次第だが、対戦相手はあのバルセロナ

乾貴士選手が所属するエイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督は本日19日、日曜日20時(日本時間22日午前3時)にカンプ・ノウで行われるリーガ最終節バルセロナ戦に向けて「8位で終わらなかったとしても失敗なんかではない、最高のシーズンだ」と、胸を張って語った。

「10位より8位で終わる方が良いに決まっているが、我々のシーズンは既に満たされている。順位を保てるかどうかは我々次第だということは分かっているが、8位を争っている3チームの内エイバルが最も困難な試合に臨むことも事実だ」

ロス・アルメーロスを率いる指揮官は「相手はなんせレアル・マドリードの結果次第とは言え、リーグ優勝がかかっているから我々が勝つ可能性はかなり薄いと言える」と、現実的なコメントを述べた。

「今季は首位を独走しているレアルのホームで引き分けを収めることに成功したが、だからと言ってバルセロナでも良い結果を得られるとは限らない。それに我々は彼等ほど勝利を必要としてはいない、誰もが我々はすぐに試合を諦めると思っているかもしれないが、カンプ・ノウでそれは絶対にない」

エイバルがバルサを負かす可能性が一切メディアで話題にならないことについては「貴方達がエイバルに期待していないことはよく分かっている。マラガ対レアル戦しか話題にならず、誰もがバルサはエイバルに勝つと信じ切っている。私はそれで良い、ダークホースとして良い結果を手に出来るように願う。でもまぁ、バルサの優勝はレアルの結果次第だからマラガ対レアルの試合がメインテーマになるのも頷ける」と主張した。

リーガ前半で4点大敗を喫したホーム戦を悔やんでいるかという質問に対しては「そんなことはない。長年サッカーをやっているとある時は勝ち、ある時は負けたりするということに気が付く。リベンジという気持ちはサラサラない、ただ試合に勝ちたいという一心だけだ。あっちこっちにリベンジの気持ちで試合に臨んでいたとしたら、監督としては失うことの方が多い。リベンジなんかに捉われず、強敵に勝つには全力を出さねばならないという考えを持つべきだ」と答えた。