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ドミトロヴィッチ:「最高の状態を取り戻せば、どのチームにも勝つことができる」

エイバルのゴールキーパーは、ウエスカは現状よりも多くの勝ち点を得るべきチームであると信じている。

 マルコ・ドミトロヴィッチは、今週2回目の練習を終えた後メディアに登場。土曜日のウエスカ戦(日本時間27日午後10時)に焦点を合わせており、「チームを最高の状態に仕上げ、勝ち点3を狙います。」とコメントした。

 

 セルビア代表ゴールキーパーは最初に、前節エルチェ戦の敗北について語った。「大きな打撃でしたが、私たちはそれを引きずってはいけません。ポジティブな面とネガティブな面が共に現れました。ミスの数を減らし、土曜日のウエスカ戦では最高の状態で挑みたいと思っています。」

 

 「私たちの理想は常に勝つことです。しかし、サッカーでは立ち止まって考える時間はありません。土曜日の試合は、降格争いのライバルと対戦します。ウエスカは上手くプレーしていますので、もっと勝ち点を得られるべきチームだと思っています。一方の私たちエイバルも最高のレベルならどのチームにも勝つことができると信じています。最高の状態に回復する必要がありますね。」

 

 「今回の試合の勝利は勝ち点3以上の価値になるでしょう。1部残留という目標に一歩近づき、また、残留争いの直接のライバルを打ち負かす事になりますからね。」

 

 またエイバルの守護神は、今季のラ・リーガについても語る。「今シーズンは昨シーズンとは異なります。観客の不在はすべてのチームに影響を及ぼしています。ホームでは、以前より勝ち点を得る事が難しくなりました。敗戦が続いている時期の対戦相手が上位クラブばかりであったのは事実ですが、どのクラブ相手にも勝つ姿勢を見せないといけません。なぜなら私たちは、どのクラブからも勝ち点を取ることができるのだと分かったのですから。」

 

 「今シーズンは非常に拮抗していて、どのチームが降格するのかは最後までわかりません。したがって精神力は非常に重要です。チームの不調は心配ごとではありますが、私たちはそれに打ち勝つ精神力を持っています。」

 

 不調を抜け出すためにエイバルは、“戦略、個々のミス、またはゴール前の正確性”などの詳細を改善させる事が非常に重要であるとドミトロヴィッチは考えている。 「エイバルのシュート数は多いですが、枠内に飛ぶ数は少ないです。それは相手ゴールキーパーの脅威にはなりませんよね。」

 

 対戦相手のウエスカに関しては、「監督が代わる前も上手くプレーしていましたが、新監督のパチェタ体制になってからは、さらに良くなった印象です。最も重要である勝ち点も増えてきています。前回対戦では、非常に困難なゲームになりました。彼らは現在最下位ですが、リーグで最悪のチームではないと思っています。」とのこと。

 

 個人的な状態については、「4シーズン目となる今季は、とても調子がいいです。ここに来てから最高のシーズンだと思います。他のシーズンより勝ち点が少ないのは事実ですが、個人的には好調で、チームに必要な事なら何でも手伝えるよう一生懸命努力し続けます。」と語った。

 

 「私がエイバルで最も得たのは経験です。これまで100試合以上のリーグ戦に出場し、日々の試合や練習では学ぶことばかりです。世界最高のリーグで戦っていますからね。フィジカル的、技術的な目標に向かって取り組んでおり、成長を感じています。」

 

 彼の将来については次のように話した。「私は現在の挑戦に非常に集中しています。とても複雑なので、他に何も考える事はできません。私たちは、1部リーグに残留するという非常に明確な目標を持っています。今年は、最も難しいシーズンかもしれませんね。クラブと私の代理人はすでに私の野心と願いを知っていますが、私にできることは全てをピッチに捧げる事であり、チームの目標が達成されたら、それについて話す時間があると思います。」

 

 そして最後にファンに向けてメッセージを送った。「ファンの皆さんは私たちを信頼してくれています。あなた達同様、私たちも勝ち点を心配しています。結果が伴っていないように見えるでしょう。しかし、私たちがすべてをフィールドに捧げる事は間違いありません。クラブとファンの両方に喜びを与えられるよう頑張ります。」