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JA

終盤に逆転を許し1-2で敗北

後半に先制したが、アディショナルタイムに決勝点を許した。

SDエイバルは17日、本拠イプルアでバジャドリードとのラ・リーガ第28節を迎えた。残留争い中の相手から勝ち点3を得られれば、目標である1部残留に大きく前進できることになる。

序盤からエイバルがボール支配を支配する一方、最初にビッグチャンスを作り出したのはアウェイのバジャドリードだった。10分に左サイドからのクロスにケコが合わせるが、シュートはゴール左に外れた。

さらにその1分後、バジャドリードはハーフウェイライン付近でボールを奪い、カウンターからセルジ・グアルディオラが抜け出しゴールネットを揺らす。しかしオフサイドの判定によりゴールは認められず、エイバルはヒヤリとさせられながらもピンチを切り抜けた。

33分にもオスカル・プラーノが抜け出しドミトロヴィッチと1対1になるが、エイバルの守護神が素早く距離を詰めシュートはゴール右へと外れた。

その直後にSDエイバルが反撃、左サイドのクロスから最後はジョアン・ジョルダンが強烈なシュートを放つ。しかしゴールのわずか左に外れ、先制点とはならなかった。36分の敵陣深い位置でのフリーキックのチャンスも、オレジャーナのヘディングシュートは枠内にコントロールできず。前半は0-0で終了した。

54分、エイバルは左サイドからのクロスをシャルレスが頭で折り返し、セルジ・エンリクがうまく繋いだところをゴール前でフリーのオレジャーナがフィニッシュ。リードを奪うことに成功する。

反撃に出るバジャドリードは71分、右サイドを突破しゴール前のエネス・ウナルがダイビングヘッドでクロスに合わせる。しかしシュートはゴール右に外れ、エイバルは難を逃れた。

リードを保ったまま試合を進めるホームチームは84分、ペナルティエリア内でボールを受けたセルジ・エンリクがうまく相手ディフェンダーをかわしてゴールに迫るが、シュートはゴールキーパーにブロックされる。

すると86分、VAR判定の結果ドミトロヴィッチがペナルティエリア内でファウルを犯したとして、バジャドリードにPKが与えられる。これをダニエレ・ヴェルデが決めて同点とすると、その2分後にもエイバルのパスミスを見逃さなかったセルジ・グアルディオラが自ら持ち込んでシュートを流し込み、バジャドリードが逆転。

SDエイバルは試合終了間際に立て続けにゴールを許し、代表ウィーク前最後の試合で悔しい敗戦を喫した。