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JA

このエイバルはファンを魅了する

湧き上がるイプルア。チームはマラガに快勝し、一部残留を確実に。

マラガ戦 マッチレビュー (第24節 2月25日@イプルア)

エイバルはリーガ1部100試合目となるホームのマラガ戦で再び高い得点力を披露し、イプルアのファンを魅了した。ゴールチャンスはそれほど多くないが、確実に得点を重ねてマラガに快勝し、カテゴリー残留を確実にした。

過去3試合のホームゲームの成績は10ゴール、9ポイント。この日の勝利でエイバルは今シーズンの最優先目標である1部残留を事実上達成し、さらに上を目指して、残るシーズンを余裕を持って戦える。

エイバルの3ゴールは42分から51分に集中し、試合はこの9分間で決着した。

前半は中盤支配のせめぎあいが続き、両チームが交互に主導権をとる展開の中、エイバルは右サイドから得点の可能性を探る。

42分、カパがマラガのGKカメニに対していい位置にいたセルジ・エンリクに絶妙なスルーパスを出す。エンリクは無理をせず、ゴール前の絶好の位置につけるアドリアンにパス。主砲エンリクの寛容なアシストをアドリアンが先制ゴールにつなげた。

後半開始直後の49分、ロングボールを足元で受けたペドロ・レオンがペナルティエリアに入り、マラガのフアンカルをフェイントでかわして切り返すが、フアンカルにボールを奪われる。このプレーをレフェリーはPKとみなし、キッカーのアドリアンがカメニをあざむいて左足でPKを確実に決め、追加点とした。

スタジアムの観衆がまだ2-0の余韻に浸る2分後、アルビージャの左からのクロスを、エンリクがエリアから数メートルの位置で見事にダイレクトボレーであわせて、リードを3点に広げた。これで勝負がついた。

試合の翌日27歳の誕生日を迎えたエンリクはこれでリーグ戦10ゴールとなり、得点ランキングの5位内にランクインした。チーム内では、リーガ1部の得点ランキングの首位に立つ。