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JA

アウェイのレガネス戦で勝ち点1を獲得

前半に奪った2点のリードを守れず、試合は2-2の引き分けに終わった。

SDエイバルは27日、アウェイでレガネスとのラ・リーガ第21節を迎えた。

試合の立ち上がりはこう着状態が続いた。両チームとも中盤の主導権争いからゴール前に持ち込めず、シュートが少ない展開となる。

拮抗した展開で少ないチャンスを活かしたのはSDエイバルだった。28分、右サイドからのコーナーキックを獲得。ゴール中央でキケ・ガルシアが上手く相手DFのマークを剥がしてヘディングシュート。これがゴールネットを揺らしてSDエイバルが先制に成功した。

続く36分、SDエイバルはペナルティエリア左手前でフリーキックを獲得。これをジョルダンが直接狙うと、シュートは壁を超えてゴール右隅に吸い込まれた。SDエイバルはジョルダンの美しい軌道を描いた直接フリーキックでリードを2点に広げた。

前半はこのまま2-0で終了。2点のリードを保ち、ハーフタイムを迎えた。

後半開始直後、いきなりスコアが動く。レガネスのブライトバイテに中盤でのパスミスを拾われると、右サイドを駆け上がったユセフ・エン=ネシリへパスが渡る。エン=ネシリはそのままペナルティエリア内までドリブルで侵入し、強引にシュート。これがドミトロビッチのニアサイドを抜き、ゴールを奪われた。2-1と1点差に迫られる。

1点差に迫られたSDエイバルは50分、再びピンチを迎える。右サイドからクロスを入れられると、ゴール前で混戦となる。ブライトバイテ、エン=ネシリと立て続けに決定的なシュートを打たれるも、ドミトロビッチの好セーブで同点弾を許さない。

しかし、レガネスの勢いは止まらなかった。69分、右サイドの深い位置でウナイ・ブスティンサがクロス。これにユセフ・エン=ネシリが高い打点で合わせると、シュートはゴールネットを揺らした。2-2の同点に追い付かれる。

反撃に出たいSDエイバルだが、失点後もレガネスが主導権を握る展開となる。69分には、SDエイバルの高い最終ラインの裏にボールを送り込まれると、エン=ネシリがアルビージャとの競争に勝ち決定機を迎える。ゴール前までエン=ネシリに迫られたが、ペドロ・ビガスがシュートをブロック。勝ち越し点を許さなかった。

終盤の猛攻を耐え、このまま2-2のスコアで試合終了。前半に2点リードしながらも、後半に2失点を許し、勝ち点1を積み上げる結果となった。これでSDエイバルは今季通算成績を6勝8分7敗となった。