Skip to main content
JA

エイバル、今季初の黒星(1-2)

乾はフル出場。久保との日本人対決も

 ラ・リーガ第2節、エイバルはホームのビジャレアル相手に1-2で敗れた。前節セルタ戦に足りなかった“プレーの強度”に改善は見られたものの、ビジャレアルの本拠地、エスタディオ・デ・ラ・セラミカで勝ち点3をもぎ取る事はできなかった。チームはキケ・ガルシアのゴールで先制したものの、相手2トップのモレノとパコ・アルカセルの失点を許し、逆転で敗れている。

 チームは前半から、高いラインからのハイプレスでビジャレアルに襲い掛かる。対するホームチームはエイバルの裏を積極的に狙っていた。象徴的だったのが前半9分、ラインぎりぎりで抜け出したかのように見えたビジャレアルのモレノがゴールネットを揺らすも、VARの判定で惜しくもオフサイド。

 また、前半中盤にはGKドミトロヴィッチのロングフィードを乾が完璧なトラップで敵陣までボールを運び、相手GKと1対1に。股下を狙ったシュートは惜しくも阻まれた。

 スコアレスで迎えた後半、エドゥ・エスポジトのボール奪取が起点となり、キケ・ガルシアが先制ゴール。このまま逃げ切りたいエイバルだったが、好調のストライカー、モレノに一瞬の隙を突かれ同点ゴール。さらにその8分後の71分には、モレノの相棒、パコ・アルカセルに決勝弾を許してしまう。

 85分にはビジャレアルの久保が投入され、日本人対決が実現したものの試合は1-2で終了。フル出場で積極性を見せた乾だったが、チームを勝利に導くことはできなかった。