Skip to main content
JA

イプルアでアトレティコを撃破

エステバン・ブルゴスとエドゥ・エクスポジトがゴールを挙げた。

18日夜に行われたラ・リーガ第20節、SDエイバルは本拠イプルアにアトレティコ・マドリードを迎え2-0で勝利を収めた。序盤にエステバン・ブルゴスが先制点を挙げると堅い守備で相手をシャットアウトし、終了間際にエドゥ・エクスポジトがダメ押しゴールを奪った。1部昇格以降、アトレティコ・マドリードを破ったのは今回が初めてとなる。

序盤のペースを握ったのはエイバルだった。まずは5分に相手陣内でフリーキックを得ると、ペドロ・レオンのシュート性のクロスが相手GKオブラクを急襲した。

そしてその5分後、コーナーキックをニアサイドのセルジ・エンリクがそらすと、ファーサイドでフリーになっていたエステバン・ブルゴスがボールをゴールネットに押し込む。一度はオフサイドと判定されたが、VARによりゴールが認められてエイバルが早い時間帯に先制に成功した。

反撃に出るアトレティコ・マドリードは15分にジョアン・フェリックスが鋭いミドルシュートを放つが、ドミトロヴィッチがセーブ。その後もコレアに際どいヘディングシュートを放たれるなどピンチはあったが、1点リードで前半を終えた。

同点に追いつきたいアトレティコ・マドリードは後半に入っても55分にコレアがペナルティエリア内から右足のシュートを放ちゴールを脅かす。対するエイバルは統率の取れた組織的なディフェンスで応戦し、アウェイチームに思うような攻撃を許さない。

69分に左サイドからのクロスボールにモラタが頭で合わせた場面も、ドミトロヴィッチがしっかりとボールをキャッチ。アトレティコ・マドリードの反撃を抑え込む。

すると試合終了間際の90分、コーナーキックのこぼれ球をエドゥ・エクスポジトがペナルティエリア外からゴール左下に突き刺すダメ押しゴールを決める。最後まで集中を切らさず強豪相手に堂々たる戦いを見せたエイバルが、ホームのサポーターの前で2020年のラ・リーガ初勝利を手に入れた。