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JA

2点ビハインドから追い上げ、レバンテと引き分け(2‐2)

エイバルは2点差を追いかける展開から引き分けに持ち込み、イプルアで勝点1獲得

リーガ第10節で対戦したエイバルとレバンテは、白熱したゲームを繰り広げた。今シーズンのベストパフォーマンスの一つを披露したエイバルは、試合開始から勢いを持って戦いに挑んだ。序盤はエイバルが完全にゲームを支配し、両サイドからのクロスからレバンテGKラウルが守るゴールに近付くことに成功していた。メンディリバル監督率いるチームは、流れるようなパスワークに加え、ボール奪取率が高かったことが、相手のピッチでプレーすることを可能にした。

しかし、先制ゴールを挙げたのはレバンテだった。素早い攻守の切り替えからホセ・ルイス・モラレスがディミトロヴィッチとの1対1を制し、ネットを揺らす。更にその直後、エニス・バルディが追加点を挙げ、レバンテは少ないゴールチャンスから効率的に2点のリードを得ることに成功。0‐2でハーフタイムを迎えた。

苦しいスコアだったが諦めずに戦い続けた結果、チームは良いリズムを取り戻し始める。後半開始直後、アルビージャがペナルティアーク付近から放った素晴らしい直接FKによって、スコアを1点差に縮める。

その後、選手達を信じ続けたサポーターの後押しを受け、待望の同点弾が生まれる。後半29分、左サイドからドリブルで上手く持ち運んだ乾貴士がペナルティエリアに進入し、ファーポストを狙って強烈なシュート。GKラウルに一度は一瞬セーブされるも、途中出場直後のチャルレスが見逃さず、こぼれ球を押し込んで同点に追いついた。

試合終盤、エイバルは逆転勝利への決定機を幾つか迎える。最大のチャンスだったセルジ・エンリクの渾身のシュートはGKラウルによって阻止された。その後も最後まで相手ゴールに迫り続けたが、スコアはそのまま動かず、2‐2で試合終了を迎えた。