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JA

FCバルセロナに善戦も0‐2敗北

SDエイバルも良いパフォーマンスをみせたが、最終的に相手のクオリティが勝る

SDエイバルは、リーガ第24節FCバルセロナ戦で敗北を喫した。首位を相手に幾度も優位に立っていた時間帯もあったが、決定力不足に加え、クオリティで勝る相手によって勝ち点獲得はできなかった。

立ち上がりから敵陣で猛プレスをかけ、ハイインテンシティーで臨んだSDエイバル。試合開始早々、コテがPA内でこの試合初のゴールチャンスを迎えたが、ヘディングシュートはクロスバーを越えていった。その直後、オレジャーナとキケ・ガルシアがそれぞれ先制弾を決めかけたが、いずれもGKテア・シュテーゲンによって阻まれた。

しかし、前半15分、好調な立ち上がりを無視するかのように、チャンスと言えるチャンスがなかったFCバルセロナが先制。ルイス・スアレスがGKディミトロヴィッチとの一対一を制し、鮮やかなドリブルで抜き0‐1とした。それでも、SDエイバルは諦めずFCバルセロナのビルドアップを抑え続けた。数分後、オレジャーナが同点弾を決めかけたが、ミドルシュートは惜しくもクロスバーを直撃した。

後半も、自信を持って臨んだSDエイバルは、FCバルセロナを窮地に立たせた。前半に続き、試合は主にFCバルセロナのピッチで行われる展開となり、SDエイバルの同点ゴールは近いように思われた。乾貴士が大きなチャンスを迎えたが、渾身のシュートは惜しくも枠内をとらえることができなかった。

その直後、試合の行方を大きく左右した決定的プレーが起こった。オレジャーナが、この日2枚目のイエローカードを受け、退場処分となってしまったのだ。数的不利になり苦しむSDエイバルに対して、FCバルセロナは遂にボールを支配し始めた。それでも、SDエイバルも諦めずゴールへのトライを続けた。

試合終盤、FCバルセロナは数的優位を更にいかし、ジョルディ・アルバが2点目を決めた。GKディミトロヴィッチは、メッシがゴール目の前で放ったシュートは防いだが、こぼれ球をジョルディ・アルバが押し込み0‐2とし、試合を決定付けた。