レアル・マドリード相手に健闘も黒星(1-3)
乾と武藤は共に先発出場
ラ・リーガ第14節、エイバルはホームでカップ戦を含め4連勝中と好調のレアル・マドリードと対戦。乾は右サイドハーフ、武藤は2トップの1角として共にスタメンで出場したが、チームは強豪相手に勝つ事はできなかった。
前半開始からアウェイのレアル・マドリードが圧倒。少ないタッチ数でエイバルのハイプレスをかいくぐり、何度もゴールに襲い掛かる。先制点は開始6分。ロドリゴの浮き球パスに抜け出したベンゼマがキーパーとの1対1を制しネットを揺らす。
さらに前半13分、今度はそのベンゼマの右サイドの折り返しに合わせたのはモドリッチ。エイバルとの対戦で13試合8ゴール3アシストと、相性抜群のベンゼマがゴールを演出。
しかしエイバルも28分、ケヴィン・ロドリゲスのパスを受けたキケ・ガルシアがターンから右足を一閃。美しく弧を描いたミドルシュートがゴール右上に突き刺さり、レアルの勢いを止める。
前半を1点ビハインドで折り返したホームのエイバルだが、終盤はハイプレスが機能する場面もみられ、後半に繋がる印象を残した。
後半、チームは守備からリズムを掴んでいく。これまで守備に貢献してきた乾にもボールに触れる回数が増えはじめ、武藤にもシュートチャンスが訪れるが、レアル・マドリードも簡単には主導権を渡さない。
粘ったエイバルだったが、レアル・マドリードのカウンターからバスケスがダメ押しの3点目。チームは1-3で敗れた。
乾は72分にペドロ・レオンと交代、武藤はフル出場を果たしている。