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乾が先発のエイバル、セルジ・エンリクが1点返すもビジャレアルに相手に惨敗(1-3)

乾は4試合ぶりに先発起用されたが前半で交代、武藤は怪我の影響で登録外。乾に代わって入ったセルジ・エンリクがビジャレアル相手に1点を返す。

 ラ・リーガ第27節、18位エイバルは7位ビジャレアルと対戦。ビジャレアルが前半に2点リードする展開となり、セルジ・エンリクのゴールで1点返すも、終盤のペドロサにゴールを許し敗れた。

 2月から勝利に恵まれていないエイバル。この日はブライアン・ヒルを右サイド、乾を左サイドで起用し、パぺ・ディオプが中盤の底に入る4-1-4-1の布陣で試合に挑んだ。

 開始1分、先制点を奪ったのはビジャレアルだった。ロングボールを収めたモレノのスルーパスを受けたモイ・ゴメスがネットを揺らす。最初の20分はビジャレアルのハイプレスが刺さり相手のペースで試合を進められてしまう。

 20分、ハイプレスに慣れ始めたエイバルがボールを握りだす。アルビージャのクロスにパオロ・オリヴェイラが合わせたり、パぺ・ディオプのシュートのこぼれ球をブライアン・ヒルが2度押し込むがゴールにはならず。

 エイバルがボールを握る展開になったが33分、ブルゴスがボールを奪われスルーパスを受けたモレノがフリーのバッカにパス。バッカに2点目のゴールを決められてしまう。

 42分には、アルビージャのクロスがビジャレアルのエストゥピニャの手に当たりPKを獲得するが、ブルゴスのシュートは止められ得点は生まれない。

 乾は縦のドリブル、カットインからチャンスを作り出し、左SBのホセ・アンヘルとの連携からゴールを目指した。

 前半中盤決定機を作り出すも0-2のビハインドで前半を折り返したエイバルは、後半開始と共に乾選手を下げストライカーのセルジ・エンリクを投入。布陣を4-4-2に変更した。

 試合が再び動いたのは55分だった。ボックス内でボールを受けたセルジ・エンリクがグラウンダー性のシュート。VAR判定の結果ゴールが認められ1-2となった。

 その後もエイバル、ビジャレアル両チームがチャンスを作り出すがスコアは動かず、79分にビジャレアルのキャプーが足裏を見せたスライディングで一発退場。これによって攻めるエイバル、守るビジャレアルという構図が明確になった。 
 
 しかし86分、自陣でボールを奪ったビジャレアルがロングカウンターからペドロサが抜け出す。彼のシュートは一度ドミトロヴィッチに止められたが、こぼれ球を自ら押し込みダメ押しの3点目。

 ビジャレアルに敗れ10試合未勝利で降格圏の19位となったエイバル。次戦はアウェイでアスレテイック・ビルバオと対戦する。