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JA

SDエイバルが4分2得点で8位定着

タイトな試合が繰り広げられていた最中、ロス・アルメーロスは後半で勝利の道を切り開く。乾貴士はフル出場

62分と66分にキケ・ガルシアとセルジ・エンリクがそれぞれ決めたゴールのお陰でエイバルは、それまでレガネスがコントロールしていたタイトな試合に勝つことが出来た。この勝利によってエイバルは8位の座を確実にし、9位のエスパニョールに4の勝点差をつけた。

1部残留を未だ達成していないレガネスは、是が非でも主導権を譲らないことに集中して前半は見事に実行して見せた。メンディリバル監督が率いるチームは相手ゴールに近づくことに苦労していたが、ディフェンスで苦しむこともなかった。

マドリード市出身のチームの最も明確なゴールチャンスは43分、フロリアン・レジュンがゴールラインでゲレーロのヘディングシュートを防いだ時にあった。

後半では、エイバル側のアナイツ・アルビージャとセルジ・エンリクの投入によってゲームは激変した。

62分、ダビド・ジュンカの左からの素晴らしいクロスにキケ・ガルシアがヘッドで合わせ、レガネスが作り上げた牙城を崩すことに成功した。

その4分後、再びダビド・ジュンカが今度はセルジ・エンリクにアシスト。フリー状態でエイバル得点王はファーを狙ってエレリンが守るゴールを打ち抜いた。

エイバルは試合に終止符を打つもロス・ペピネーロスは気力を落とさず、68分にゲレーロのグラウンダーシュートがポストを叩くなどして点差を縮める決定機を手にした。

こうしてエイバルは3試合無得点という不成績を忘れ去り、1週間前よりかはヨーロッパリーグ(EL)出場圏内に程遠いが、このままシーズンを終えるとしたら申し分ない8位に定着している。

なお乾貴士選手はゴールにこそ直接関与することはなかったが、果敢に左サイドから仕掛けながら今季8試合目のフル出場を果たした。