Skip to main content
JA

アドリアン「この先もずっとエイバルのことを忘れない」

ロス・アルメーロスの選手は今シーズン終了後にクラブを退団すると発表した

SDエイバルのアドリアン・ゴンサレス選手が今シーズン終了をもってクラブを去ると発表した。記者会見でお別れを告げ、チームを去るのは「寂しい」とし「この先もずっとエイバルのことを忘れない」と話した。

主将のダニ・ガルシア、イバン・ラミスといったチームメイト、さらにアマイア・ゴロスティサ会長らクラブ幹部、強化部、クラブ職員らが同席するなか、アドリアンは記者たちを前に話した。出席した全員が会見終了後に選手を拍手で見送った。

「この素晴らしい2年を過ごさせてもらいクラブにとても感謝している。それにチームメイト。多くの手助けをしてもらい幸せに満ちあふれていた。とても良い2年間で、事実上まったく悪い時期がなかった。僕のキャリアにとって非常に良いものになった。この先もずっとエイバルに感謝するし、ずっと忘れない」。

1つの時期が終わり、僕らは別々の道を進むことになる。2年をともに過ごし、いま僕が出て行かなくてはならないっていうのは辛い。僕は選手キャリアを続けて行かなくてはならず、決断しなければならない。ここに残りたいって気持ちがあったから簡単な判断ではなかった。出て行くのには寂しさがあるけど、あらゆる意見に耳を傾けクラブが考える全ての決断は僕らの間で合意がなされたものであるべきだから」。

退団の理由については、アドリアンは契約延長で「いくつかの意見」があったとしているが「意見はそれぞれある」としながらも「大事なことは尊敬の気持ちが両者にある」とした。

会見場の最前列にはエイバルのスポーツディレクター、フラン・ガラガルサ、クラブ強化部のミケル・マルティハが座っていたが「フラン、ミケルとこれまで通りの良好な関係を保ちながらここを出て行く。合意にたどり着くまで僕らの間で議論があったのは事実だけどね」。

「クラブ強化部とは素晴らしい関係があるけど、僕のクラブ継続について全員が合意しなくちゃいけないってことはない。今すべきことはこれまで2年、選手としてさらに人間としてとても素晴らしい2年を過ごした点でクラブに感謝するだけ」。

自身の今後の去就について問われると「ほかのチームについて話すタイミングではない。今はエイバル、そしてこの2年ここで素晴らしい形で過ごしたということだけにとどめたい」と答えるにとどまった。

「ここでの僕の滞在はすべてが良かった。ここを出て行かなければならないのは寂しい。また戻って来たい。だってそれはエイバル、僕それぞれにとって朗報になるだろうから。またここへ来てイプルアのピッチに立ったときにこれまでと同じ愛情を感じられることができれば嬉しい」。