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レアル・マドリードに歴史的な勝利

SDエイバルが欧州王者から3-0で史上初の勝利を挙げた。

SDエイバルは24日、ホームでレアル・マドリードとのラ・リーガ第13節に臨んだ。

試合開始からエイバルはレアル・マドリード相手に肉弾戦を挑む。最初のチャンスは試合開始2分、ロングボールのこぼれ球からキケ・ガルシアがダイレクトボレー。強烈なドライブ回転がかかるシュートを放つも、ゴールポストに惜しくも阻まれた。

一方、レアル・マドリードは前半5分。裏に抜け出したガレス・ベイルがミドルシュートでゴールネットを揺らす。しかし、直前のパスがオフサイドの判定。試合立ち上がりから両チームがゴールに迫る展開となった。

試合が動いたのは16分、カウンターからマルク・ククレジャが左サイドを突破。中央へクロスを入れると、キケ・ガルシアがシュート。一度はGKに防がれるも、こぼれ球をエスカランテが詰めてゴールネットを揺らす。VAR判定の結果、ゴールが認められ先制に成功した。

先制したエイバルは、セカンドボールの反応速度でレアル・マドリードを上回り、試合の主導権を掌握。1-0のリードを保ったままハーフタイムを迎える。

後半に入ってもエイバルが連動したプレスで主導権を握る。52分、ククレジャがペナルティエリア付近でプレスをかけてボールを奪取。パスを受けたセルジ・エンリクがシュート。GKとの1対1を制してゴールを奪った。

2点差に広げることに成功したエイバルは攻勢を強める。57分、クロスのこぼれ玉をククレジャが拾ってクロス。ニアサイドでセルジ・エンリクが潰れ、ファーサイドで待つキケ・ガルシアのもとへボールが流れる。これを冷静にゴールへと流し込み、リードを3点差に広げることに成功。

ホセ・ルイス・メンディリバル監督はリードを広げてから、シャルレス、パブロ・デ・ブラシス、セルヒオ・アルバレスを途中投入。前線からの守備の強度を落とさず、最後までゴールを許さなかった。

試合はこのまま3-0で終了。レアル・マドリード相手にクラブ史上初となる勝利を飾った。