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敵地で追いつきアラベスとドロー

乾貴士に先制ゴールを許したが、カルドナが同点弾を決めた。

SDエイバルは9日、アラベスの本拠メンディローサでバスクダービーを迎えた。エスカランテとキケ・ガルシアがスタメンに起用され、ホームのアラベスは元エイバルの乾貴士が右サイドで先発出場した。

試合は両チームともに序盤から積極的に仕掛け、アラベスは3分にコーナーキックからボルハ・バストンが、エイバルは5分にパペ・ディオプがペナルティエリア外から初シュートを放つが、どちらも枠を捉えることはできない。

16分、この試合最初のビッグチャンスがアラベスに訪れる。右サイドの突破からゴール前でフリーのバストンにクロスが渡ったが、シュートはバーの上を越え事なきを得た。

エイバルは20分に右サイドのルベン・ペニャのクロスに、キケがヘディングで合わせてシュート。しかしこちらもゴールの左へと外れた。

22分、再びアラベスがチャンスを作る。ペナルティエリア内でボールを受けたジョナタン・カレリがうまく反転し、ゴールの枠からわずかに逸れる鋭いシュートを放った。

29分にも右サイドのクロスからギジェルモ・マリパンにヘディングを放たれるが、前節先発に復帰したドミトロヴィッチがしっかりとキャッチ。

ドミトロヴィッチは39分にもバストンのシュートを好セーブで防ぎ、エイバルは劣勢に立たされながらも失点を免れる展開が続く。

0-0で迎えた後半もキックオフ直後から両チームがチャンスを作り、エイバルはジョアン・ジョルダンがゴール前でクロスに合わせるもののシュートはわずかに枠外へ。

57分には右サイドから切れ込んだオレジャーナが相手ゴールを脅かしたが、その直後にアラベスがカウンター攻撃を繰り出す。最後はゴール前で乾貴士がボールを受けると、冷静にゴールへシュートを流し込みアラベスが先制点を挙げた。

同点に追いつくべく反撃を仕掛けるエイバルは、67分に左サイドのククレジャのクロスがゴール前でフリーのシャルレスに合うが、シュートをコントロールしきれず。

しかし71分、右サイドでペニャからボールを受けたオレジャーナがグラウンダーをクロスを入れると、途中出場のマルク・カルドナが右足でフィニッシュ。1-1の同点に追いついた。

その後も両チームは決勝点を求めてチャンスを作るが、ゴールには至らず。敵地での1-1の引き分けでSDエイバルは勝ち点を35に伸ばした。