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メンディリバル監督「我々は球際のプレーでもっと厳しく行かないといけない。」

ビジャレアルが試合に直ぐに入れるかがポイントだ

 メンディリバル監督はビジャレアル戦2日前の夜、アチャバルペの練習後にメディアに姿を現しました。チームは前節セルタ戦以上のパフォーマンス必要になると彼は考えています。特に「球際に対するプレーの強度が必要です。」と。

 スペイン・ビスカヤ県出身の名監督はこのように述べています。「我々はポゼッションができるチームではありません。ボールを持たないチームは、持たないチームなりの戦い方があり、“サイドでボールを持つ相手は自由にさせ、中に進入してきたらプレスをかける”というのが我々のセオリーなのですが、セルタ戦の後半にはそれができていませんでした。」

 また、4人の新加入選手の可能性についても述べました。「最初にカジョル(ポーランド)とレシオ(スペイン)が加入し、2週間が経ちました。カジョルの最初の試練は言語かもしれませんが、彼は我々の要求をすぐに吸収していきます。彼は多くの事をトライしたいと思っていて、たまに迷う事もありますね。それに対してレシオは落ち着いています。ボールと共にゲームを落ち着かせることができる、重要な選手だと思います。」

 そして先日加わった、ケヴィン(フランス)と武藤に対し「ケヴィン獲得の目的は左サイドバックの強化です。現在ソアレスが担当しているので、この2人の競争がチームにプラスとなることを望んでいます。」「武藤は去年の冬から欲しかった選手です。攻撃に深みを与え、敵のチェックを外し、ゴールを奪える選手を望んでいました。彼はオープンな性格なので直ぐにチームに馴染むと思いますよ。身長は高くありませんがアジリティに優れ、ポストプレーと裏への飛び出しの両方ができるアタッカーです。」とコメントしています。

 また彼は、ビジャレアルがエメリ監督によって少しずつ変化していることを指摘しています。「以前のビジャレアルはスロースターターでしたが、エメリ監督によって敵陣に素早く進入するスタイルに変わりつつありますね。我々がこの変化の途中にあるチームを上手く出し抜くことができるか、見てみましょう。」“変革中のビジャレアルが、試合に直ぐに馴染めるかどうか”が試合のポイントになるとメンディリバル監督は指摘しています。