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メンディリバル監督「我々らしい試合をすれば、カルデロンでも収穫得られる」

カパ、ルナ、フラン・リコ、ナノは負傷、ロス・アルメーロス率いる指揮官は乾貴士選手を含む18人を招集

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は本日5日、アトレティコ・マドリード戦の前日記者会見で「我々らしい試合をすれば、ビセンテ・カルデロンでも収穫を得ることは出来る」と主張した。

招集リストは負傷者のアンデル・カパ、アントニオ・ルナ、フラン・リコ、ナノ・メサを除いた18人によって構成された。その18人とは以下の通りである。

ジョエル、リエスゴ、アルビージャ、ジュンカ、ラミス、ガルベス、ルジュン、ドス・サントス、ダニ・ガルシア、エスカランテ、リベーラ、ペドロ・レオン、ルベン・ペーニャ、乾貴士、ベベ、アドリアン・ゴンサレス、キケ・ガルシア、セルジ・エンリク。

メンディリバル監督はアトレティコについて「どんなボールも諦めず、全てのプレーを戦うし、4‐0で勝つ必要もなければ試合開始5分で勝利を狙うわけでもない、格下クラブのようなプレー精神を基にプレーするビッグクラブだ」と、エイバルにとっては特別困難な対戦相手だと見極めた。

「試合開始からちゃんと競い合えるように願う。最初の10分が特に重要だと私は信じている。マドリードに行くからと言って、各自自分しか目立つことしか考えていないようだったら4∼5失点は免れない。慣れていないことに挑戦しようとして、大量のボールロストが目に見えている。逆にアトレティコはそういう状況に慣れているからね」

「でもアトレティコとは、我々のホームより彼等のスタジアムでのほうがやり易い。イプルアでだともっと簡単に敗れてしまう感じがする。我々らしい試合をすれば、収穫を得ることは出来ると信じている。我々のスタイルを裏切らねば、彼等を苦しめられる。ただ、危険なゾーンでボールを奪われてゴールを入れられないかが気がかりだ。アトレティコに先制されてしまっては、逆転は難しい。0‐0でも気楽にプレーするいうのに、1‐0なら尚更だ」と主張した。

なおアトレティコがチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグで喫した完敗(3‐0)については「我々としては彼等には引き分け、もしくは1‐0で敗北か1‐2で勝って欲しかった。準決勝を捨てることはないだろうが、3‐0は彼等自身も言っているように厳し過ぎる。誰だって目標に近ければ近いほど、それを達成することに集中するからね」と述べた。