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メンディリバル監督「ビジャレアルにチャンスは与えられないし、激しく戦い、楽にプレーさせないこと」

メンバーローテーションの可能性も示唆

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は、明日イプルアで行われる対ビジャレアルCF戦に向けた記者会見で「ビジャレアルCFを相手にチャンスは与えられないし、激しく戦い、楽にプレーさせない」と、意気込んだ。

怪我で離脱を強いられるフラン・リコ、セルジ・エンリク、イバン・ラミスを除き、全メンバーを招集した。ただ、今週は1週間で3試合に挑むことを考慮し、スタメンのローテーションをすることも明らかにした。

「幾つかのメンバーチェンジはやむを得ない。全力でプレーするにはしっかりとリカバリーし、休息をとったうえで100%の状態でいる必要があるこの試合までは1日休めたが、次戦に向けて疲労は蓄積していきより厳しくなる

「リーガ前半戦の対ビジャレアル戦は手も足も出なかった、今シーズン最悪の試合だったと思う。3ゴールも決められ、チャンスすら作らせてもらえず、動かされて、相手は素晴らしかった。相手は絶好調だったあの時と今は違う。逆に、我々はあの時よりも調子がかなり良い。前回とは違う内容になることを望んでいる。勝利をもぎ取るチャンスを作り、我々が主導権を握ってプレーできるようにしたい」

「前の試合で相手GKはPKを2度も防ぎ、前半決めた1点のみで勝利を収めた。ここ数試合のプレーは決して良いとは言えないのかもしれないが、選手達のクオリティは否めないし、それは時に勝利の鍵となる」

2連敗中のSDエイバルだが、「確かに連敗はしたが、極めて困難な試合だった。メンタル面でチームは良い状態だし、選手は良いプレーができていると分かっている。リーガ前半戦での連敗とは全く異なる。ここ数試合のようなプレーを続けられるようにしたいが、加えてポジティブな結果を残したい」と、前向きな姿勢を示した。

「対FCバルセロナ戦では全てやり尽くしたが、決定力に欠いた。FCバルセロナを相手にゴールチャンスを作り出すのは至難の業。それでもチャンスは沢山作れた。あの試合より良いプレーができる事はそうそう無い」

「対セルタ戦では、0‐0に甘んじてはいけないことに気付かされた。我々のプレースタイルを貫かねばならない。低いブロックで相手の様子を伺うようにプレーしたら、我々のディフェンスは良くない。だから前線でプレスをかけ、敵陣でプレーするというのが我々の守り方なんだ。ボールが我々のPAから出来るだけ離れたところで転がっている方がベスト」

あと1勝。それを成し遂げれば、1部残留は保証されると考え、「これほど下位チームが手こずっていると、あと勝ち点3が獲れれば自由の身になれると思う。明日目標を達成したとしても、一試合一試合のことだけを考えるようにする。長期的ではなく、毎週新たな目標を達成していくという志を持ちたい。私の役目は、クラブの目標を達成した後もチームの気を緩ませないことにある」と述べた。