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メンディリバル監督「レガネスも我々もヨーロッパ圏内を目指して戦っているとは思わない」

目標はあくまで「なるべく早く勝ち点40~41に達すること」と強調

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は、土曜日ブタルケで臨むリーグ第23節に向けた記者会見で、レガネスもSDエイバルも「ヨーロッパ圏内を目指して戦っているとは思わない。一試合一試合に集中し、その結果今リーグ上位に位置しているに過ぎない」と、淡々と語った。

対レガネス戦に向けた招集メンバーは、金曜日アチャバルペ練習場で行われるトレーニング後に発表される予定だが、メンディリバル監督は対セビージャ戦で招集した18選手になることが濃厚だと仄めかした。

「我々も彼等も、目標としてセビージャやビジャレアルを抜き去ることだなんて思わない。ただ出来るだけ早くより多くの勝ち点を獲るだけだ。シーズン終了まで例えば7戦を残し目標の勝ち点数に達していたとしても、戦意喪失は許されない。その時にまた別の目標を立てることは出来る。それまでは、なるべく早く勝ち点40~41に達する一心で戦うのみだ」

「チームは好調、良い流れを掴み、満足できるプレーと結果も出しているから自信満々で臨むが、ホームでのレガネスは強い。自分たちのプレースタイルを貫き通し、隙を突くのは容易ではない。SDエイバルが信じるフットボールと似ている。我々の陣内ではなく、なるべく長い間相手のPA付近でプレーしていたい」

コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝でレガネスは敗退したが、メンディリバル監督は「だからと言って不調だとは思わない。セビージャ相手にカツ候補ではなかったが、国王杯では素晴らしい戦いを披露した。今週は我々より一試合多かったため、高いインテンシティーで迎え撃てば多少有利かもしれない」と、冷静に語った。

「時には、インテンシティーを高めようとしても相手がそうさせてくれない時がある。ただ彼等はここ1ヶ月、日曜日、水曜日と一週間に2試合というリズムをこなしているが、彼等も我々小さなクラブはそこまで慣れていないハードスケジュールなので、ハンデとなるかもしれない。ハイインテンシティーに加え、敵陣に居座り、気を緩めず流れるようにボールを回していけば相手も疲労をみせるかもしれないが、容易な事ではない。しかし、それが我々の意図だ」

「相手に先制されないことはとても重要だ。試合に勝っている、もしくは引き分けの条件下でのプレーが非常に上手いチームだからね。逆にこちらが先制すれば、逆転せざるを得ない状況は得意としない。ただし、確かに先に決めることが出来たら有利だが、そこで決着がつくことは無い」

なお、今シーズン負傷離脱を強いられているペドロ・レオンのフィジカルコンディションに関しては、「今週のトレーニングでは正直驚いた、ここまで回復しているとは思っていなかった。昨日も一昨日も順調にトレーニングを終えたが、完全復帰までは後1週間ほど待ちたい。ただし、スタメンを勝ち取るには頑張ってレギュラーの一人を外さないとね」と、現状を説明した。