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メンディリバル監督「目標は8位から降りないことに変わった」

ロス・アルメーロス率いる指揮官は、一時帰国中の乾貴士選手を除く18人を招集

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は本日4月5日、前節で勝利を収めたビジャレアル戦を持ってSDエイバルの目標は現在位置している8位から降りないことへと変わったと主張した。

ロス・アルメーロスは6日19時半(日本時間7日午前2時半)、UDラス・パルマスをイプルアで迎える。同試合には、スペイン国王の訪日に合わせて東京で行われる安倍晋三首相のレセプションに出席するために一時帰国している乾貴士選手、そして負傷中のナノ、アルビージャ、フラン・リコを除いて1軍から18名が招集リストに含まれた。

「よく目標を達成するとパフォーマンスが落ちるケースが見られるが、我々は数週間前に目標だった残留を達したにも拘らず戦い続けている。選手達がこれからやる気を落とすことも無いと思っているから、最後までこの調子で続けるつもりだ。目標はシーズンが経つにつれ、変わっていったんだ」

「第一の目標を達成してからも流れは変わらず、上位10チームに維持することに成功していたからそのままシーズンを終えることを新たな目標とした。しかし、ビジャレアルに勝ってからは8位から降りないことを新たな目標にしたい。そのためには勝利を獲得し続けねばならない。まだ9試合も残っているし、一瞬でも油断してしまえばすぐに追い越されてしまうからね」

メンディリバル監督によれば、アウェイでビジャレアルを倒すということは「我々が手にしている結果は、ちゃんと日々の努力が実っているからだと思わせてくれる」だという。

「長い間このポジションで戦い続け、直接ライバルに3得点で勝つということは物事をちゃんとやっているという証拠だ。皆が満足しているし、それは練習中の選手達やサポーター等の笑顔を見たら一目で分かる」

明日の試合に向けてメンディリバル監督は、ラス・パルマスは「他クラブとは違う、特別なチーム」と褒め称え、「シーズン序盤では、ポゼッションを大事にして敵陣でプレーしたいと理想を持つチームも、徐々にほとんどが現実を見据えなければならない。でも彼等は同じ夢物語を見ている。もちろん、良い意味でだよ。リーガ初戦から今日までボールを支配しながら相手を走らせようとし、中から攻め入ろうとしたりして相手をペナルティエリア内に追い込もうとする」と同クラブの長所を挙げた。

「困難なチームだ。でも我々はこの手のプレースタイルで来るチームが対戦相手だと逆に燃えるから、彼等には食ってかかるつもりだ。誰が勝つかは、試合が終わってからのお楽しみだ」