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メンディリバル監督「ビルバオと我々は似たもの同士のチーム」

エイバルの指揮官はバスクダービーに向けて乾貴士選手を含め18人を戦力として数えることが出来る

ホセ・ルイス・メンディリバル監督は22日、2日後の20時45分(日本時間25日午前3時45分)にイプルア球場で迎えるアスレティック・ビルバオ戦に向けての記者会見で「我々は似た者同士のチーム」と述べた。これについては「両チームとも最前線でプレスをかけ、常に敵陣でプレーしようとする。守備ラインも前に上げるし、サイドやセカンドプレーも狙おうとする。それら全てを成し遂げることが出来たチームが優位に立つだろう」と分析した。

イバン・ラミス、アントニオ・ルナ、ルベン・ペーニャが各々の負傷から回復した今、監督はバスクダービーに向けて乾貴士選手を含め18人のプレーヤーを戦力として数えることが出来る。

両チームとも来季ヨーロッパリーグに参加する可能性を秘めていることに関しては「彼らにとってはヨーロッパは目標だが、我々にとってはそうではない。勝てば同じ勝ち点で並べるからヨーロッパ進出を成し遂げれば我々にとっては最高の褒美となる」と主張した。

エイバルを率いる指揮官は前節のベティス戦での敗北を気にしておらず、「それまでは3連勝していたのに、1試合に負けただけで世界の終わりみたいだ。チームは練習でも実戦でも競争的であるし、シーズン中多くの負傷者が出たにも拘らず毎試合満足に戦えたから皆期待に応えてくれた」と、選手一同を絶賛した。

ビルバオ戦では、メンディリバル監督は「競争心を示す必要がある。出来る限りミスは少なく、相手のミスを利用せねばならない。10分もすればゲームの成り行きはなんとなく見えてくる」と語った。

ロス・アルメーロスの監督は、ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督について「アスレティックにとっては最適の監督だと思うし、ここ数年それを証明してきた。ただ、時間が経つと飽きられ、正解より失敗の方が注目されてしまうことが多い」と褒め称えた。

なおダニ・ガルシアがビルバオ戦に出場すれば、プリメーラ・ディビションで100試合達成することになるため「3年後は200試合に出場したと言えるようになれるよう願うよ」と、祝福した。