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JA

Aビルバオ相手に価値ある勝ち点1獲得(1‐1)

同点ゴールの立役者は、再びキケ・ガルシア

SDエイバルは、リーガ第21節Aビルバオ戦を1‐1の引き分けで終えた。チームはまたもや勇敢な戦いで終始諦めず、1点ビハインドを巻き返して同点に追いつくことに成功した。試合を振り出しに戻したのは、PAから強烈なシュートを放ったキケ・ガルシアだった。

前半は拮抗した展開となった。両チームに継続して優位性を保つことが出来なかったが、最初にチャンスを迎えたのはSDエイバルだった。試合開始僅か4分、オレジャーナが遠い位置からループシュートでGKエレリンの隙を突こうとした。以降、サイド攻撃を仕掛け続けたものの大きなチャンスを迎えることは無かった。

前半30分を過ぎてから、Aビルバオは軌道に乗り始め、ヘディングから2度に渡って続けてゴールチャンスを迎えた。しかし、はじめにエチェイタ、次にアドゥリス共に枠内を狙えず。試合開始と同スコア(0‐0)でハーフタイムを迎えた。

後半は、前半と同じ展開が続くかに思われた。しかし、残念ながら同5分、Aビルバオが先制。ウィリアムズの右サイドからのクロスにアドゥリスがヘッドで合わせ、ゴール。難しい試合展開になったものの、SDエイバルの見せ場はまだ残っていた。

後半30分過ぎにチャルレスが投入されてから、SDエイバルは主導権を握り、ボールコントロールを支配し始めた。サイドから逆サイドへと流れるようにボールを繋ぎ、相手ゴールを徐々に脅かし始めた。ディオップが同点弾を決めかけたが、シュートはゴールマウスの遥か上空。

その数分後、キケ・ガルシアがゴール前で逃さなかった。自陣からのロングボールをチャルレスが落とし、PAで待ち構えていたキケ・ガルシアにアシスト。強烈なシュートは、相手DFに当たりながらもGKエレリンを打ち抜いた。以降、SDエイバルは2点目を奪おうと相手PAに接近し続けた。

試合終盤、SDエイバルは一瞬たりとも気を緩めない猛攻でAビルバオを自身のPAに追い込む。試合終了間際、アルビージャが明らかなチャンスを迎えたが、ペナルティアークから打ったミドルシュートは惜しくも枠内をとらえ切れなかった。スコアはそのまま動かなったが、SDエイバルは目標に近付く新たな勝ち点1を獲得した。