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JA

ベティスに快勝し、12位に浮上(0-2)

武藤は移籍後初ゴール。乾はフル出場

 ラ・リーガ第11節、エイバルはアウェイ、ビジャマリンでレアル・ベティスと対戦。後半に武藤の先制点を含む2ゴールで今シーズン3度目の白星を獲得。リーグの順位を12位に引き上げた。

 9節,10節と、2試合連続で引き分けに終わっていたエイバル。エースのキケ・ガルシアを出場停止で欠く中、武藤が2試合連続で先発出場。乾も2試合ぶりに11人に名を連ねた。

 

 前半最大のチャンスは乾に訪れる。右サイドのセンターリングにブライアン・ヒルがヘディングシュート。一度はゴールキーパーに阻まれたものの、こぼれ球を乾が押し込みネットを揺らす。

乾の今季初ゴールによって先制したかのようにみえたが、乾の足が僅かにオフサイドを越えており、VARの判決でゴールは取り消しに。前半をスコアレスドローで終えた。

 

 メンディリバル監督の予想とは裏腹に慎重な入りを見せた前半だったが、スコアは後半すぐに動く。

49分、ブライアン・ヒルの右サイドからのコーナーキックに、ブルゴスが頭でエリア中央に逸らす。そしてそのボールにいち早く反応した武藤が滑り込みながらゴールネットを揺らす。

 

 武藤の移籍後初ゴールによって勢いに乗ったエイバル。3分後、右サイドバックのコレアがオーバーラップでポソのスルーパスに抜け出す。焦ったベティスのディフェンダーに倒されPKを獲得。このPKをブルゴスが中央に豪快に決め、リードは2点に。

 

 最後まで守備を緩めなかったベティス。試合終盤には乾がPKを獲得。武藤との交代入ったキッカー、セルジ・エンリクのシュートはゴールキーパーに止められてしまうものの、試合はそのまま0-2で終了。今季3勝目を挙げ、ラ・リーガの順位を12位に押し上げている。