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JA

終了間際のゴールでバレンシアに勝利

シャルレスが決勝点を挙げ、勝ち点を43に伸ばした。

SDエイバルは28日、ラ・リーガ第35節のバレンシア戦を迎えた。アトレティコ・マドリード、ウエスカに敗れ連敗中のチームは、敵地メスタージャで5試合ぶりの白星を目指した。

欧州カップ戦出場を争う6位の強豪を相手にボール支配で上回った序盤の6分、コーナーキックにオレジャーナが難しい体勢で合わせシュートを放つが、惜しくもゴール左へ外れた。

対するバレンシアは14分にダニ・パレホが直接フリーキックでゴールを狙う。ここはドミトロヴィッチがしっかりとセーブし、ピンチを切り抜けた。

素早いプレッシングで相手を苦しめるエイバルは26分、右サイドのルベン・ペニャのクロスに逆サイドから走り込んだオレジャーナが頭で合わせてシュート。相手GKネトがなんとか右手でセーブした。

ハーフタイム直前にもコーナーキックからチャンスを迎えるなど、先制点こそ奪えなかったものの前半の45分は終始エイバルが優位に立った。

後半に入ると、ホームのバレンシアも徐々にエイバルゴールに迫る場面が増える。62分にはケヴィン・ガメイロがディフェンスラインの裏に抜け出して放ったシュートをドミトロヴィッチが好セーブ。その直後にも同じ形のピンチを迎えるが、この場面ではシュートはゴール上に外れた。

敵地で勝ち点3を得たいエイバルも、82分に右サイドを駆け上がったオレジャーナがゴール前のシャルレスへクロスを送る。しかし相手ディフェンダーに阻まれ、シュートには持ち込めなかった。

終盤はカウンターの応酬となる場面もあり、90分には右サイドを破れらて大きなピンチを迎えたが相手がシュートの精度を欠いたことにも助けられ失点を免れた。

そのまま引き分けに終わるかと思われたアディショナルタイム、デ・ブラシスのパスをディフェンダーがカットしようとしたボールがゴール前へ流れる。このチャンスを見逃さなかった途中出場のシャルレスがボールをゴールの中へ押し込み、劇的な決勝ゴール。土壇場で1点を奪ったエイバルが5試合ぶりとなる大きな勝ち点3を挙げた。