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JA

開幕戦は1-2で黒星

後半に一度は追いつきながらも、マジョルカに敗れた。

SDエイバルは17日、敵地でマジョルカと対戦し6年目のプリメーラ(スペイン1部)開幕戦を迎えた。新戦力のテヘロ、コレアがスタメンに名を連ね、乾貴士はベンチスタートとなった。

今季最初の試合は、4分に早くも動く。マジョルカのダニ・ロドリゲスがハーフウェイライン付近でボールを受けると、俊足を生かして一気にディフェンスを突破。ドミトロヴィッチとの1対1を制して、今季からプリメーラに昇格したホームチームが先手を奪った。

勢いに乗るマジョルカらは8分にもエイバル守備陣を揺さぶり大きなチャンスを作るが、アンテ・ブティミルのシュートはゴール上に外れてエイバルは追加点を免れた。その後もホームチームの勢いに押され、劣勢の時間が続く。

メンディリバル監督は31分にエスカランテに代えてエドゥ・エクスポジトを投入。39分にはゴール前のオレジャーナがオーバーヘッドでシュートを放つなど反撃を試みたが、前半は1点ビハインドのまま終了した。

後半に入り攻勢を強めるエイバルは、52分にセルジ・エンリクが惜しいヘディングシュートで相手ゴールを襲うなど多くのチャンスを作る。すると57分、コーナーキックにキケ・ガルシアが合わせ、GKが弾いたところをパウロ・オリベイラが押し込んでゴール。エイバルが同点に追いついた。

逆に65分にはカウンターからピンチを迎えたが、シュートはゴール左に外れて事なきを得る。マジョルカは71分にもゴール前に走り込んだダニ・ロドリゲスが惜しいヘディングシュートを放ち、エイバルゴールに迫った。

75分、マジョルカの右サイドからのクロスをカットしようとしたパウロ・オリベイラの脚に当たったボールが、ドミトロヴィッチの頭上を越えてゴールネットへ。不運なオウンゴールで、エイバルは再びリードを奪われた。

その後はアウェイでの勝ち点獲得のためゴールを目指したものの、2点目のゴールは生まれず。1-2で敗れ、2019-20シーズンは黒星スタートとなった。