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JA

大逆転で今季初勝利(3-2)

後半に3得点を挙げ、イプルアで待望の勝ち点3を手にした。

SDエイバルは26日、ホームでラ・リーガ第6節のセビージャFC戦を迎えた。前半に2点を奪われる苦境に追い込まれながらも、不屈の精神で後半に3ゴールを奪う劇的な逆転勝利で今季初勝利を挙げた。

メンディリバル監督にとってエイバルでのラ・リーガ200試合目の指揮となったこの試合、まずまずのスタートを切ったエイバルだったが11分にセビージャに先制を許してしまう。ロングパスでディフェンスラインの裏に抜け出したオカンポスが冷静にドミトロヴィッチとの1対1を制し、アウェイチームがリードを奪った。

さらに32分に乾に代えてエスカランテを投入した直後、セビージャが右サイドを破りゴール前へクロスを入れると、走り込んだオリベルが押し込んでゴール。エイバルは2点を追う苦しい展開となった。

メンディリバル監督はハーフタイムに早くも2人目の交代カードを切り、ラミスに代えてデ・ブラシスを送り出す。後半は前半に比べて相手ゴールに迫る場面も目立ったが、なかなか決定機を生み出すことはできない。

それでも64分にはオレジャーナが思いきりのいいシュートでゴールを脅かし得点への意欲を示し続けると、その直後にオレジャーナがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを自身で冷静に沈め、エイバルが1点差に追い上げた。

勢いに乗るエイバルは77分、遂に同点ゴールを生み出す。相手守備陣がゴール前へのハイボールの対応を誤り、それを見逃さなかったセルヒオ・レオンが無人のゴールへキッチリと流し込んで、ホームの大声援を受けるエイバルが2-2の同点に追いついた。

そして82分。エイバルがペナルティエリアすぐ外でフリーキックを獲得すると、キッカーはコテ。左足のキックは鋭くカーブを描いてニアサイドを打ち抜き、ゴールネットを揺らす。エイバルが大逆転を成功させると、スタジアムが一体となり歓喜が爆発した。

3-2の劇的な勝利で5000人を超えるホームのサポーターの期待に応えたチームは、待望の今季初勝利。勝ち点を5に伸ばして降格圏からも脱出した。