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JA

悪い立ち上がりの代償は大量失点

マドリードはキックオフからの30分で3点を奪い勝負を決めた

エイバルは悪い形で試合に入り、試合開始から30分までにレアル・マドリードに連続ゴールを献上。勝負の大勢を決められた。

ロス・アルメーロスは試合開始早々からいつもの激しさが見られず、その結果レアル・マドリードは苦もなくホームチームが守るエリアに攻め込んでいった。

14 分、ハメスからのパスを受けてカリム・ベンゼマがシュート。一度はヨエルが弾いたものの、再びフランス人選手が押し込み先制点を挙げた。

11分後、再びベンゼマがハメスの蹴ったフリーキックの場面で相手マークのミスを突いて0−2とした。29分には役目を入れ替えて得点が生まれる。ベンゼマからのパスからハメス・ロドリゲスがゴール。さらに点差を広げた。

今節ベンチ入り禁止の最初の試合となったメンディリバル監督だったが、その指揮チームは相手に完全に圧倒され、激しい守備と試合支配した中盤、スピードのある両サイドを擁するレアル・マドリードを前にどうすることもできなかった。

エイバルは後半に入り反撃を開始。より守備を固めカウンター攻撃に切り替えて来たジダン監督のチームに対し試合を支配し始めた。

そのカウンターのうちの1つが60分のプレー。ハメスがマルコ・アセンシオからのパスからシュート、ゴールポストに弾かれた。いち早くこれに反応したのがアセンシオで、0−4となる得点を決めた。

エイバルは諦めずゴールを狙い、68分にセルジ・エンリクが至近距離からシュートを放つもケイラー・ナバスに跳ね返された。ボールはマウロ・ドス・サントスの元に渡りゴンサロ・エスカランテがボールを押し込んだものの、オフサイドで得点は認められなかった。

ロス・アルメーロスは収穫がないまま試合を終わらせるつもりはなく、72分に1つの目標を達成する。右サイド、ペドロ・レオンからのクロスにルベン・ペーニャが合わせてレアル・マドリードからゴールを奪った。この得点はペーニャにとってラ・リーガ初得点であり、トップカテゴリーに昇格したエイバルにとってイプルアでの対レアル・マドリード戦初ゴールになった。

イプルアのファンは応援するチームが大量失点を喫したものの素晴らしいシーズンを送っていることを否定するつもりは毛頭なく、試合終了までチームを鼓舞し続けた。この日は幸運に恵まれなかったとはいえ、チームを讃える姿勢を示した。

チームはこの試合のあと3日間の休養を取り、水曜日から次の試合、3月13日(月)パンプローナでのオサスナ戦に向けて練習を再開する。