後半に追いつき今年最終戦で勝ち点1
ベティスと1-1で引き分け、ラ・リーガ3試合負けなしで今年の戦いを締めくくった。
SDエイバルは23日、アウェイでレアル・ベティスとのラ・リーガ第17節を迎えた。
試合最初のチャンスはSDエイバルに訪れる。9分、セルジ・エンリクからパスを受けたファビアン・オレジャーナがペナルティエリア内に侵入。右サイドから強烈なシュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。
チャンスを決めきれなかったSDエイバルは、レアル・ベティスのカウンター攻撃を受ける。20分、ロ・チェルソのクロスが逆サイドのフランシスに渡る。フランシスにシュート気味のクロスを入れられると、最後はサナブリアに合わせされてゴールを許した。
先制を許したSDエイバルは36分に反撃。ルベン・ペニャのクロスに合わせて、ペナルティエリア内にタイミングよくキケ・ガルシアが突入。しかし、相手DFに寄せられてシュートは枠を捉えられなかった。
このまま前半終了。0-1でハーフタイムを迎えた。
後半に入るとSDエイバルが攻勢を強める。65分、ボール奪取からホセ・アンヘルがピッチ中央を強引に突破。左に流れたキケ・ガルシアへパスが渡ると、中央へグラウンダーのクロス。セルジ・エンリクがゴール前でフリーとなるが、左足に当たり損ねたシュートは枠を捉えられなかった。
決定機を逸したSDエイバルだが、70分にコーナーキックのチャンス。競り合いの中でイバン・ラミスがズハイル・フェダルにユニフォームを引っ張られてペナルティキックを獲得。これをキッカーのファビアン・オレジャーナが確実に決めて、SDエイバルが1-1の同点に追いついた。
勢いづくSDエイバルは、77分にジョアン・ジョルダンが強烈なミドルシュート。鋭くドライブ回転がかかったボールは大きな変化を見せるも、相手GKの好セーブに阻まれて追加点とはならず。
一方、レアル・ベティスは80分に裏へ抜け出したセルヒオ・カナレスがアシエル・リエスゴとの1対1を迎えるも、リエスゴがシュートを好セーブ。SDエイバルはピンチをしのぐ。
すると、SDエイバルに再び決定機が訪れた。80分、ホセ・アンヘルのロングボールからキケ・ガルシアが抜け出して、GKとの1対1を迎える。狙いすましたシュートを放つも、ゴール左に外れてしまい追加点を奪えなかった。
このまま1-1で試合終了。決定的なチャンスを作りながらも得点を奪いきれず勝ち点3獲得とはならなかったが、上位のレアル・ベティス相手にアウェイで貴重な勝ち点1を上積みした。今季リーグ通算成績は5勝6分6敗となった。