魔法の様な夜、ベティスに大勝

SDエイバルは、イプルアで行われたリーガ第12節でベティスに5-0で圧勝した。申し分のないゲームを披露し、SDエイバルは1部リーグにおいてクラブ史上最多得点勝利を収め、歴史的記録を更新した。

高い位置のプレスからベティスのビルドアップを抑え、SDエイバルは良い立ち上がりを見せる。試合開始6分、乾貴士のゴールに迫るクロスをセルジ・エンリクが飛び込みボールはゴールラインを越え、先制点をあげた。

ボールを保持していたのはベティスだったが、SDエイバルはハイプレスを止めず、相手DFは凡ミスを連発。2点目はそれがきっかけとなり決まった。左サイドから上がった精度の高いクロスにエスカランテが絶妙なタイミングでヘディングで合わせ、2-0とした。

後半、SDエイバルはベティス守備陣の裏を狙い続け、マンディの一発退場を誘発。3-0に繋がるPKとなった。キッカーのチャルレスはGKアダンを見事に欺き、試合に終止符を打った。

以降、SDエイバルは優勢に試合を進め、数的優位を利用して1部リーグでのクラブ史上最多得点勝利を収め、絶大な自信をつけた。後半25分、右サイドからアレホが送ったグラウンダークロスにチャルレスがミート。SDエイバルの4点目だったが、その僅か10分後、セルジ・エンリクが同じようなプレーからダメ押し点。両FWが2得点ずつを入れ、記憶に残る好ゲームに大きく貢献した。