敵地でレバンテと引き分け(0-0)
両チームともにゴール前での精度を描き、勝ち点を分け合った。
SDエイバルは21日、敵地でのラ・リーガ第5節レバンテ戦に0-0で引き分けた。今季初勝利を目指したチームはフィニッシュの精度を欠いてゴールこそ奪えなかったものの、集中した守備でクリーンシートを達成しアウェイで勝ち点1を手にしている。
序盤から積極的に仕掛けるエイバルは6分、ペドロ・レオンの折り返しをうまくフリーになった乾がシュート。しかし相手GKアイトールのファインセーブに阻まれた。
直後にはレバンテもディフェンスラインの裏に抜け出したカンパーニャがドミトロヴィッチと1対1になるが、シュートは枠を外れる。
序盤にビッグチャンスを活かせなかった両チームは、無得点のまま前半を終えた。
後半開始直後、右サイドから突破を図ったキケ・ガルシアが角度のない位置からシュート。ボールはポストに弾かれ、惜しくもゴールは奪えなかった。
56分にはレバンテに立て続けにシュートを放たれるが、最後はドミトロヴィッチがセーブ。集中した守備でホームチームの波状攻撃を食い止める。
その後も両チームともにチャンスを作りながら、あと一歩で得点には届かない。
アディショナルタイムにはエドゥ・エクスポジトからボールを受けた乾が、ペナルティエリア内に持ち込んでシュート。しかしこの場面でもアイトールにセーブされ、劇的な決勝ゴールとはならなかった。
結局試合は0-0のまま終了。エイバルは今季初勝利こそ逃したものの、アウェイの地で勝ち点1を手にした。