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JA

終了間際の決勝点でビジャレアルに勝利 (2-1)

後半アディショナルタイムにオレジャーナがゴールを奪った。

SDエイバルは31日、イプルアで行われたラ・リーガ第11節でビジャレアルに2-1の勝利を収めた。終盤に一度は追いつかれながらも、後半アディショナルタイムにオレジャーナが劇的な決勝点を挙げた。

メンディリバル監督は先週末のバジャドリード戦から先発を4人入れ替え、乾貴士、パブロ・デ・ブラシス、セルジ・エンリク、キケ・ガルシアらがスタメンに名を連ねた。序盤からボール支配で上回るエイバルはサイドを起点にビジャレアルのゴールに襲い掛かる。19分には両サイドからの波状攻撃から最後はペナルティエリア内でボールを受けたオレジャーナが右足でシュートを放ったが、惜しくもゴール上へ外れた。

25分にも右サイドのデ・ブラシスのクロスにゴール前のキケ・ガルシアが頭で合わせるなど、ビジャレアルゴールにあと一歩と迫る。キケ・ガルシアは37分にも相手ディフェンスラインの裏に抜け出したが、シュートは相手GKにキャッチされた。

チャンスを作りながらもゴールを奪えないエイバルに対し、カウンターを狙うビジャレアルは45分に素早い攻撃でエイバルゴールに迫り、チュクウェゼがゴール前でクロスに合わせる。しかしシュートは枠を外れ、エイバルは失点を免れた。

後半も優位に試合を進めるエイバルが遂に均衡を破ったのは62分のことだった。右サイドからのコーナーキックを待ち構えたキケ・ガルシアがヘディングシュートでネットを揺らし、イプルアのサポーターが待ち望んだ先制点を決めて見せた。

勢いに乗るエイバルは77分に左サイドのクロスから逆サイドでフリーになったオレジャーナがフィニッシュを狙ったが相手GKの好守に阻まれ、81分のキケ・ガルシアのシュートはクロスバーに嫌われて追加点を挙げることはできない。すると88分、最終ラインからのロングボールに抜け出したジェラール・モレノにゴールを決められ、ビジャレアルに同点に追いつかれてしまう。

痛恨の失点を喫したエイバルだが、下を向くことはなかった。少ない残り時間に猛攻を仕掛け、アディショナルタイムの4分目、右サイドのデ・ブラシスからのクロスにオレジャーナが頭から飛び込む。ボールはゴールネットに吸い込まれ、劇的な決勝ゴールの興奮がイプルアを包んだ。

2-1の勝利で今季3勝目を挙げたチームは、勝ち点を12に伸ばした。次節は今週日曜日にアウェイでレガネスと対戦する。