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SDエイバル、必死に頑張るもアトレティコの決定力に敗れる

ロス・コルチョネーロスは終盤で苦しむも、結果的に勝ち点3獲得

SDエイバルは6日、アウェイでアトレティコ・マドリードに1‐0で敗れた。ロス・アルメーロスは勝利を信じて必死に頑張ったが、勝負は互いの決定力の差によってついた。

アトレティコは69分にサウールが決めた決勝点のおかげで勝利を手にしたが、終盤では引き分けを目指して勢いをつけたロス・アルメーロスがチャンピオンズリーグ(CL)準決勝者のホームで相手を苦しませた。ただし、この敗北によって7位に辿り着く可能性は消え去った。

エイバルの試合スタートは快調。自身のペースでプレーしながらアトレティコをジョエルのゴールに一切近づかせなかった。

しかし、徐々にホーム側のチームも前進し始め、オフェンスプレーも増えていったがゲームを支配していたとはまだ言えなかった。

この流れは後半も続き、ゴールエリアより中盤でのプレーが一層目立った。そんな中、アトレティコがゴール。左足インサイドで蹴ったサウールのグラウンダーシュートは、試合中ずっと好調なパフォーマンスを示していたジョエルのゴールを打ち抜いた。

先制後、シメオネ監督が率いるチームはポゼッションを献上し、リードを守りながらカウンターでエイバルの意表を突こうとした。

メンディリバル監督が率いる選手達は引き分けを目指してリスクを冒し続け、試合終了までゲームの主導権を握り続けた。

83分、ゴンサロ・エスカランテが左からのペドロ・レオンのクロスにヘッドで合わせるも、オブラクがセーブ。

そしてAT終了間際(93分)にセルジ・エンリクがダビド・ジュンカに折り返し、同選手はゴールを真正面にして明確な決定機を手にするも、渾身のシュートはチアゴのボディに衝突。

ロス・アルメーロスは8位の座を維持し、良い試合をしたという満足感と同時に努力が報われなかった失望感に悩みながらエイバルに帰る。