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JA

レアル・マドリードに善戦も1-2敗北

素晴らしいパフォーマンスを見せるも、Cロナウドの2得点を阻止できず

リーガ第28節対レアル・マドリード戦、SDエイバルは互角に戦った激闘の末、敗北を喫した。一瞬たりとも臆することはなかったが勝ち点奪取まで僅かに届かなかった。前半、Cロナウドが先制点を挙げたが、後半開始早々、ラミスが試合を振り出しに戻した。しかし、試合終盤にCロナウドが1-2とした。

SDエイバルは、立ち上がりから勝利を目指し試合に臨み、ハングリーな姿勢で臨んだ。敵陣でプレー時間を得て、GKナバスが守るゴールに徐々に近付き始めた。しかし、前線での決定力不足が、SDエイバルの先制弾を遠ざけた。

一方、レアル・マドリードは辛抱強くカウンターから攻めるチャンスを伺っていた。それが実を結ぶ形で、SDエイバルのビルドアップのミスから電光石火の如くボールがCロナウドに届き、GKディミトロヴィッチを打ち抜いた。その直前、乾貴士が左サイドからミドルシュートで大きなチャンスを迎えたが、これはGKナバスによって阻止されコーナーキックとなった。

それでも後半、SDエイバルは勝利を信じ試合に臨むと、開始5分でCKから同点に追いつく事に成功した。ペドロ・レオンの完璧なキックにラミスがヘッドで合わせ、ネットを揺らした。しかし、レアル・マドリードは即座に反撃し、モドリッチがゴールチャンスを得た。その直後には、CロナウドのシュートをGKディミトロヴィッチがスーパーセーブで防いだ。

徐々にSDエイバルも軌道に乗り始め、好プレーが見られた時間帯が見られた。逆転勝利のゴールは近いように思われた。チームが迎えたチャンスの数を考慮すると、それも不思議ではなかった。後半31分、CKからパウロがチャンスを迎え、更にキケ・ガルシアもGKナバスを脅かすも惜しくも打ち抜けなかった。SDエイバルのベストパフォーマンスが続いた時間だった。

しかし、試合終盤、レアル・マドリードは勝ち点3を奪い取るチャンスを見逃しはしなかった。SDエイバルゴールが間近かと思われていた矢先、カルバハルの右サイドからの絶妙なクロスをCロナウドがヘッドで合わせ、これが決勝点となった。