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劇的な展開の末に、敵地でアトレティコから勝ち点1

終了間際のゴールで追いつかれたものの、SDエイバルは敵地で貴重な勝ち点1を獲得した

SDエイバルは15日、アウェイでアトレティコ・マドリードとのラ・リーガ第4節を迎えた。ユニフォームの左袖に初めて新スポンサー『HiKOKI』のロゴが入ったこの試合では、新加入のデ・ブラシスが先発デビューを果たした。

試合はホームのアトレティコが立ち上がりからボールを支配するがエイバルは相手に自由を与えず、8分にペナルティエリア外からのコテの強烈なシュートがクロスバーに当たるなど、チャンスを伺った。また序盤からドミトロヴィッチがグリーズマンやサウールのシュートに対してたびたび好セーブを見せ、アトレティコのビッグチャンスを阻んでいく。

0-0のまま後半に入るとアトレティコは更に攻勢を強めるが、SDエイバルはドミトロヴィッチを中心に体を張りピンチをしのぐ。49分には右サイドからのクロスにコケがゴール前でフリーになるが、シュートミスにより失点を免れた。

押し込まれながらもエイバルは65分にアルビージャが強烈なシュートを放ち、クロスバーを直撃。しかし惜しくもゴールを奪うことはできなかった。その後もジエゴ・コスタらアトレティコの攻撃陣がSDエイバルゴールに襲い掛かるが、ことごとくドミトロヴィッチが立ちはだかり得点を許さない。

すると84分、デ・ブラシスが左サイドから中央へボールを折り返すと、セルジ・エンリクがシュートを叩き込みSDエイバルが遂に先制に成功する。

そのまま試合終了のホイッスルを迎えたいところだったが、意地を見せるアトレティコは試合終了間際のアディショナルタイム4分に、右サイドのクロスからガルセスのゴールで同点に追いつく。

土壇場で2つのゴールが生まれた試合は引き分けに終わり、チームは惜しくも勝利を逃したとはいえ敵地で貴重な勝ち点1を得た。