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アトレティコに惜しくも逆転負け

2点を先行したが、終了間際に決勝点を奪われた。

SDエイバルは1日、アトレティコ・マドリードとのラ・リーガ第3節を迎えた。今季未勝利で迎えた敵地ワンダ・メトロポリターノでの一戦に、ホセ・ルイス・メンディリバル監督は乾貴士を先発起用。今夏の復帰後初出場となった乾は、試合開始直後にシュートを放つなど序盤から積極的なプレーでゴールを狙った。

7分、エイバルが先手を取る。ペドロ・レオンが前線でロングパスを受けると、後方から走り込んだオレジャーナにボールを渡す。ペナルティエリア内に侵入してクロスを上げると、ゴール前で待ち構えていたシャルレスがヘディングシュート。これがゴールを揺らして、敵地で先制に成功した。

ホームのアトレティコ・マドリードも14分、巧みなコントロールを見せたレマルのラストパスからジエゴ・コスタがチャンスを迎えるが、シュートは枠を外れた。

すると19分、クロスのこぼれ球に反応したアルビージャが左足を一閃。強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、序盤のうちにエイバルがリードを2点に広げた。

ホームで負けられないアトレティコ・マドリードも27分、ジエゴ・コスタがディフェンスラインを破ってゴールへ突進。ゴール前でフリーになったジョアン・フェリックスがシュートを流し込み、1点を返す。

2-1でハーフタイムを迎えたエイバルはそのままリードを守りたいところだったが、52分にビトーロにうまくワンタッチでシュートを流し込まれ、同点に追いつかれてしまう。

その後も逆転を目指すアトレティコ・マドリードに何度かチャンスを作られるものの、エイバルも前線からのプレッシングや粘り強い守備で対応。大観衆の後押しを受けるホームチームに3点目のゴールは許さない。

83分にはディフェンスラインの裏に抜け出したジエゴ・コスタにゴールネットを揺らされるが、この場面もオフサイドでゴールは認められなかった。

しかし終了間際の90分、こぼれ球をコントロールしたトーマスがゴールに迫り、至近距離からのシュートをドミトロヴィッチも止めることができず。タイムアップを目前にしながら逆転を許してしまった。

7分間のアディショナルタイムで追いつくことができなかったエイバルは、敵地で堂々たる戦いを見せながら惜しくも2-3で敗れ勝ち点を逃す結果となった。