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アルビージャ「多くの人々が苦しむ中でラ・リーガの再開について考えるのは自己中心的だ」

エイバルのディフェンダーは「最も重要なのは今の状況が可能な限り早く解消されること」だと語った。

アナイツ・アルビージャはオンラインでの記者会見で「僕たちよりも困難な状況で多くの人々が苦しんでいる中で、ラ・リーガをどう終えるか考えるのは自己中心的だ」と語っている。

「今は健康でいることにフォーカスしているよ。症状があれば全てがより複雑になる。正直に言ってシーズンの残りをプレーするのは難しいと思う。みんなプレーしてリーグを終えたいと思っているけど、最も重要なのは健康でいることであり、今の状況が可能な限り早く解消されること、そして困難な時を過ごしている人々をサポートすることだ」

アルビージャは現在の社会で「困難に立ち向かう仕事をしている人々」を称え、「彼らの素晴らしい仕事ぶりと献身について語るべきだ」としている。

またシーズン再開後に週に複数の試合をプレーすることについては、選手たちが「そのペースでプレーするための準備はできていない」と言う。

「すごく難しいだろう。2ヵ月間トレーニングも試合もなかった後になるわけだからね。48時間~72時間ごとに試合をこなすのは怪我の危険があり、どんなチームや選手にとっても大きなリスクがある。最適な解決法だとは思えないよ」

「長いシーズンに備えるためにプレシーズンがあり、完璧なコンディションを仕上げるには6~7週間掛かる。2ヵ月トレーニングと試合がなかった後では、もう一度プレシーズンが必要になるだろう」

またアルビージャは無観客で試合を行うことにも反対の立場を取っている。

「クラブ、選手、ファン、そしてサッカー自体を含め全ての人にとって痛みを従うものだから、いいオプションだとは思わない。サッカーは常にファンがいて経験をともにするものであり、彼らの存在が情熱や試合に向かうモチベーションをもたらしてくれるんだ」

「僕らに関して言えば、イプルア(のファン)は欠かせないもの。既にレアル・ソシエダ戦を無観客でやったけど、非常に冷たいものだった。ファンの不在は僕らにとって大きいし、アウェイチームにとっては明らかに有利だった。無観客の試合は悲しく醜いもので、感情が欠如していると思う」

自宅待機中のメンディリバル監督からのメッセージについては、以下のように明かしている。

「家でリラックスして、体を準備するように言われているよ。運動して、体重を増やさないようにとね。この事態がなるべく早く終わり、みんなが健康でいられることを願っているよ」